クリニック案内

院長ごあいさつ

院長写真

 当院では患者様ひとりひとりのお話をじっくり聞くことをモットーとしています。何気ない会話の思いがけない一言から病気の原因が見つかることもあります。また、皮膚の病気は病変部が見えることから人目を気にして心に深い傷を持っている方もいらっしゃいます。そんな方のストレスが少しでも解消できるような診療を心がけています。地域の皆様が気軽に相談できるような心の通った診療ができるよう、また、良質で高度な医療を提供できるよう今後一層の努力を重ねていきます。
                         院長 長谷川洋一


当院の成り立ち

 以前当クリニックのあった場所には関川医院という小さな医院がありました。私の祖父関川愛一がでした。私の生まれ育った実家でもあります。曾祖父が大正時代に開設し、戦後間もなく祖父が継承して50年以上診療していました。祖父は大病を患うこともなく80歳を超えても元気に診察していました。生前は「ひ孫(私の娘)が成人するまでがんばる」と本気で言っていました。
 平成15年10月祖父は腹痛を訴え入院し、癌が見つかりました。すでに末期で手術の甲斐なく同年12月13日祖父は帰らぬ人となりました。一時退院できましたので、わずか一週間あまりでしたが診察をしました。さすがに不調は隠せず、患者さんから「お大事に。」と言われながらの診察でした。結局亡くなる前日まで診察しました。仕事が生きがいの祖父でしたので本望であったと思います。
 余りに急な死で、祖父に医院継承をどのように考えていたのか直接聞くことはできませんでした。また、私の方も公私ともに十分な準備ができていませんでした。そのため、関川医院は閉院することとなりました。
 祖父の死から3年余りの歳月が流れ、いろいろと考えることがありましたが、同地での開業を決意し、平成19年4月16日長谷川ひふ科クリニックとして再出発いたしました。


院長のプロフィール

昭和41年 金沢市に生まれました。
昭和48年 金沢市立長町小学校(現在は中央小学校に統合)に入学しました。近所の絵画教室に通っていて、小学校5年生の時にその教室の先生(滝川厳先生)に勧められて油絵を始めました。
昭和54年 金沢大学教育学部附属中学校に入学しました。希望していた美術部がなかったため紆余曲折を経て2年生からブラスバンド部に入りました。パートはトランペットでした。
昭和57年 金沢大学教育学部附属高等学校に入学しました。ブラスバンド部と新聞編集局に所属していました。油絵も続けていました。勉強以外の活動が忙しい日々でした。
昭和60年 金沢大学教育学部附属高等学校卒業。画家への道はあっさり諦め金沢大学医学部を受験しましたが不勉強がたたり1年間浪人しました。
昭和61年 金沢大学医学部医学科に入学しました。念願の美術部に入部し毎日絵を描いていました。
平成5年 金沢大学医学部医学科卒業。同年金沢大学皮膚科学教室入局。祖父が皮膚科医であったことや皮膚科の先輩方の熱心な勧誘もあって皮膚科を選びました。
平成5年~14年 金沢大学医学部附属病院、黒部市民病院、公立加賀中央病院、公立穴水総合病院、市立敦賀病院に勤務しました。
平成14年から加賀市民病院(旧公立加賀中央病院)で皮膚科医長として5年間勤務しました。この間アトピー性皮膚炎、白癬症、膠原病、皮膚癌、褥瘡など皮膚疾患を幅広く診察しました。特に手術は積極的に行い悪性良性含めて年間平均100件以上の手術を行いました。
平成15年 皮膚科専門医取得。
平成19年4月16日 長谷川ひふ科クリニック開院。